この調査は稲子町の中学２年生、後藤美幸さんが小学１年生より８年間に渡り、自由研究として、家の裏にある田圃の石垣に産卵しているモリアオを、根気よく熱心に記録して研究した成果であります。

今回、後藤さんの恩師武蔵先生を通じてこの記録が有ることを知り、是非インタ−ネットにて公開をお願い申しあげましたところ、後藤さん、先生、快くご許可頂きました。

今後も観察記録にも挑戦されるとのことであります、彼女の努力に敬意を表しますと共に、今後のご活躍ご期待申し上げます。

この結果から、雨の次の晴れの日が最も産卵が多く、次に雨の日が多いのが観察されます。

産卵開始日について

過去７年間で産卵開始日が一番早かったのがｈ７の５月１５日

　　　〃　　産卵最終日が一番遅かったのがｈ３の７月１２日

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後藤さんの悩み

私は、静岡県富士郡芝川町上稲子に住む中学２年の後藤美幸です。小学校１年 の時からモリアオガエルの観察を初めて、今年で８年目になります。家の裏のた んぼの石垣に、毎年４０前後の産卵が観察できているのですが、ここ２・３年、 何者かに頭や手足を食いちぎられている死体が８体ほど発見されがっかりしてい ます。　夜のことで鳥ではなく、家のすぐ裏なのでイタチ等の獣とも考えられず、また ヘビではないかと思うのですがヘビは丸飲みをすると聞いています。かみきる力 はあるのでしょうか。それに卵や胴体を残して変だなと思っていたらヘビの赤ち ゃんや細いスジヘビがその残りを食べていました。家の近くで直径３センチのヤ マカガシはよく見ます。 はたしてモリアオガエルをかみきるような力がヘビにはあるのか教えてくださ い。