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無心の鳴き声  無心の演奏




モリアオ寺 de コンサ−ト


無心の鳴き声  無心の演奏


樹上で白い卵塊を産卵する「モリアオガエル」。(通称 モリアオ)

世界中でも日本の本州、佐渡ケ島にしか生息していない貴重な種です。


ここ福知山市正明寺の「大興寺」では毎年多くの産卵が観察されます。

今年度よりモリアオ観察会とコンサ−トを企画いたしました。


無心で鳴く、モリアオの優しい声。

  無心で奏でる、全盲のピアニスト。

お寺の本堂で 無心 に       出会いませんか??




日 時   平成13年6月10日(日曜日)

      午後1時より 開演  住職 モリアオ法話

演奏  ピアノ演奏者 高垣斉 氏

途中小休息

3時半  終演


モリアオ観察は午前9時より午後4時まで(演奏中は観察中止)

モリアオの資料展示いたします。


             場所    大興寺  福知山市正明寺1771


       協力金   \200円(モリアオ関連の粗品進呈します)

          協力金は新聞社を通じて社会福祉関係へ全額寄付いたします。


演奏曲   ソナタ 作品27-2「月光」 ベートーヴェン

    幻想即興曲 作品66 ショパン

 別れの曲 作品10-3 ショパン

 練習曲 作品25-7 ショパン

 前奏曲 作品28-15「雨だれ」 ショパン その他




プロフィール  高垣 斉 (たかがき せい)



       1971年5月生まれ

       未熟児網膜症により失明。

       幼少よりピアノに親しみ、9歳よりピアノを習う。

       全国盲学校音楽コンクールピアノ部門において

       1984年1位入賞、1990年2位入賞

       1992年大阪市立盲学校専攻科音楽科卒業。

       1994年より公共の諸イベント、小中学校行事、人権学習・

           福祉関係行事におけるピアノ演奏活動をはじめる。

           ボランティア活動も行っている。

       1999.12.1〜1999.12.8 アラビア石油の招待によりクウェイト演奏旅行

         泉本尚子、猪井早苗、小原久幸の各氏に師事。



「石油グラフ」に掲載された高垣君の記事より


  アラビア石油(社長 小長啓一)は、クウェイトで開催された国際身障者デーに、ピアニストで視覚障害者の高垣 斉(たかがき せい 28歳)氏を招聘し、
12月3日、クウェイト市内のレイサーパークで開催された『国際身障者デー開会式典』に母親の紀三子女史と出席、大きなオープニングケーキのカットを行った。
その後は唯一の海外からの招待客として、市内で行われた身障者によるマラソン、
コンサート及び工芸品の展示会場等を教育省の特殊教育学校局長の案内で見学した。
また ピアニストの高垣氏は、翌4日に行われたブルガン銀行主催の身障者功労賞贈呈式に臨席し、
クウェイト国王の重臣たちと文化交流に努めた。
5日にはイスラム文化博物館のミダーン文化センターと共催で、高垣氏のコンサートを行い、
素晴らしいピアノ演奏に拍手喝采、アンコールに応えて6曲も弾くほどの熱が入った。
6日には市内の特殊教育学校の講堂においてコンサートを行い、開会式は国家演奏で始まり、
高垣氏を身障者のキーボード合奏で迎えるなど大変なヒーローとなった。



        お問い合わせは  大興寺 まで。

京都府福知山市正明寺1771   0773-22-4771



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大興寺 住職 有賀祖道 合掌