『北国新聞』1998.5.29の記事です。
金沢城址公園の本丸跡地の池で二十八日までに、モリアオガエルの卵塊一個が確認 された。昨年からの公園整備でモリアオガエルの産卵場所であった防火水槽が壊さ れ、旧金大植物園内のかん木の多くが切られたため、モリアオガエルの生息や産卵が 心配されていた。確認された卵塊はベージュ色をし、直径約十五センチのボール状で アカガシの枝にぶら下がるように産み付けられていた。一週間ほどでふ化し、八月ご ろ成体になる。 昨年は鶴ノ丸広場付近の防火水槽に七個ほどの卵塊が確認されたが、その防火水槽 も取り壊されたばかり。金沢城址に生息する生き物に詳しい金大の大串龍一名誉教授 は「産卵が確認されひと安心」と話しており、石川県公園緑地課では、池の水管理な どの配慮を継続することにしている。
平成13年6月22日 西谷田さんからの情報に寄りますと。
旧金沢大学城内キャンパスのモリアオですが、地元のTV報道によれば、産卵地に池が作られ、県当局も一応モリアオに配慮したかたちになっているようです。
とりあえず環境は整ったものの、一旦失われた産卵環境が戻るのかは様子を観察してみたいと思います
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